2015年1月26日月曜日

子どもの人間育成にも力を入れています

ご存知のとおり、現在の日本は

「勉強ができれば将来は安泰」 という時代ではありません。

しかし、勉強を通して、勉強以外に大切なことにも気づいたり、

社会で上手くやって行くために必要な事を身に付けたり、

もっと 広い意味での「学び」 が非常に重要になっています。



泰成ゼミナールでは、コーチング指導を通して、

子どもの人間育成にも力を入れています。

具体的には、次の点をきっちりと身に付けてもらいたい!

と考えています。


1) 人の話を聞く



2) 順番を守る
   ※話す順番など

3) ルールを守る
   ※定期的な「勉強の約束」、勉強習慣、勉強の進め方など

4) 物事に集中する
   ※ショウイン学習システムを活用

5) コミュニケーション力をつける


6) 自分の行動に責任を持つ
   ※自分が決めた事や行動が、人にどのように影響を与えるのかを知る

7) 人のためになることをする
   ※いかに他人の役に立てるか、という意識を持つ



当塾は徳島市にあるショウイン認定校ですが、「ショウイン」の言葉は、幕末の教育者(山口県):吉田松陰

が語源です。その吉田松陰が残した言葉の一つを紹介します。


 学は人たる所以を学ぶなり

  勉強で一番学ぶべきことは、

    人間として大切なことは何か、

    そして人間はどのように生きていくべきか

  を知ることである


多くの人々のためにならなくても、

自分のそばにいる人のためにできることを考えられるような、

そんな身近なところから、子ども達が気づき、成長できるような

指導をやっていきたいと考えています!(^^)

2015年1月20日火曜日

学習上の「ある変化」と勉強姿勢

泰成ゼミナールで指導を受けている生徒は、
当然ながら、学習上「ある変化」が出てきます。

・どの分野が変化しているのか?
・学習行動のバランスに偏りがないか?

など、指導上考えなくてならないポイントがあります。


学習行動は、主に以下のような点に注目します。


[ 情報収集 ]
・興味のあることは調べずにはいられない
・わからないことがあると、いろいろな方法で調べている


[ 自発学習 ]
・テスト等があれば、自分で計画をたてて勉強する
・自分から取り組んでいる


[ 挑戦行動 ]
・これまでよりも、難しい問題に取り組む
・難しい問題に出会うと、よりやる気が出る


[ 深い思考 ]
・もっとうまい解き方、解法がないかを考える
・深く調べて用語を覚え、さらに関連させて知識を増やせる


[ 独立達成 ]
・できるだけ自分ひとりの力で課題をクリアしようとする
・難しい問題にも、すぐに周囲に頼らず、くらいつくことができる


[ 共同学習 ]
・友達に教えることが、実は一番自分が勉強になることを経験的に知っている
・友達と協力して学ぶことができる


泰成ゼミナールでは、自立型学習の学習姿勢を育むことが
重要であると考えていますが、
お子様が生涯活用できる学習姿勢を育むためには、
成長過程でいくつもチェックすべき点があります。

5教科の得点を伸ばすことは当然ですが、
もっと深い「勉強姿勢」の面から、学習への向かい方を
伝えていければと考えています。

2015年1月14日水曜日

年始の挨拶と教育改革(日本)


明けましておめでとうございます。

2015年になりましたね(^^)
中学3年生にとっては、追い込みの時期です。

入試は朝からですから、試験開始時に頭がフル回転
できるように、早寝早起きのリズムをしっかりと
身に付けてもらいたいと思っています。

※勉強をがんばり過ぎて、夜型になっている子は
 徐々に朝型へ戻しましょう!

さて、今回は年始ということで、これから行われる
教育改革について書いておきます。
 教育改革といっても、大学入試改革なのですが、
この改革は高校教育から中学、小学とつながって
関連してきます。決して無関係な話ではないので、
方向性として知ってもらえたらと思います。


<「大学入試改革」として現在進んでいる事>

今の大学入試センター試験を廃止。
→ 知識の活用力を問う新しいテスト「大学入学希望者学力評価テスト」を導入。
→ 年複数回実施
→ 2020年から開始
→ 今の小学校高学年の児童が受験にさしかかる時期になります(重要)

高校在学中に学習の到達度をはかるため、
「高等学校基礎学力テスト」という新たなテストを設ける。
→ 進学や就職の際の学力の証明として使える

大学は、個別試験では、筆記だけでなく、小論文や面接、
志望理由書など様々な物差しで学生を丁寧に多面的に評価する。
→ 大学はどんな学生が欲しいのか、
   学生を選ぶためにどんな試験を行うのかを明らかにする。



大学入試を変えることは、大学だけにとどまらず、
高校・中学・小学を含む教育全体の改革につながります。

このため、大学入試改革と歩調を合わせて、
子ども達の思考力や判断力などをしっかりと育成して
いかなければなりません。

知識だけが頭に詰め込まれていれば良い時代ではなく、
どんな目標があって、なぜ学ぶのか、
しかも自分の言葉として表現もできる必要があります。
泰成ゼミナールが重要視する「自立型学習の姿勢」が、
本当に求められる時代になっています。

本年も子ども達の能力を最大限に伸ばすため、
気持ちを新たに、鋭意努めさせていただきます!(^^)